イベント EVENT

『Happy Moog Night ジャン=ジャック・ペリー ドキュメンタリー上映会 + トーク + ライブ』

詳細 DETAIL

☆7/17(水)~7/22(月)UPLINK GALLERYにてJean-Jacques Perrey 【a Record of the Records】展同時開催!
☆ジャン=ジャック・ペリーから本イベントに寄せてのコメントが到着しました!当日配布する資料に掲載します。お楽しみに!

たくさんの愉快で可愛らしい音楽を生み出したフランス出身の電子音楽家・ジャン=ジャック・ペリー。電子ポップ音楽ユニット・ペリー&キングスレイの一員としても有名な彼の生誕80周年を記念して制作されたドキュメンタリー映画「Life,Laughter & Loops」の上映会を行います。映画のなかで彼は、自身の音楽制作に関わってきた人々や出来事を紹介し、アーティストとしてあるべき態度を語ってくれます。さらに、JJPの音楽についてのトーク、ライブパフォーマンスを交え、彼の音楽を聴きながら、楽しい一夜を過ごしましょう。
        

【上映】
『Life, Laughter & Loops』(2004年/イギリス/74分)

監督:Mal Meehan  www.mee3d.com
2004年に製作されたジャン=ジャック・ペリーのドキュメンタリー。彼本人が、自分の人生において影響を受けた人物や共演者について、また音楽制作に対する考え方を語っていく。素晴らしい内容にも関わらず日本では殆ど紹介されていない作品だが、今回特別に許可を得て日本語字幕つきでの上映を行う。


ジャン=ジャック・ペリー

1929年フランス生まれの電子音楽家。電子楽器のデモンストレータとして渡米し、「Perrey & Kingsley」(ペリー&キングスレイ、通称ペリキン)を結成。テープコラージュや電子楽器、モーグシンセサイザーを駆使して、可愛らしく愉快なトラックを制作。「バロックホウダウン」は、ディズニーランドのエレクトリカル・パレードのテーマ曲の原曲に使用されている。
http://www.jeanjacquesperrey.com

【選曲】
DJ ホンダトロン

【トーク・ショウ・アンド・スピン?! Talk Show and Spin?!】
“ドビュッシーからダフトパンクまで”
モダン・フレンチ・エレクトロの系譜
généalogie de musique de l’erectronic française

DJとしても知られるふたりが、一台のターンテーブルを前に、レコードを回し、ジャケットを見せつつ、熱く語ります。
山本ムーグ × 橋本徹 & 赤松武子(?聞き手!)

【ライブ】
ヲノサトル、JJP Special Band(タケキヨ+ヤチヨ+アカマツタケコ+VJタニモトアスカ) 


【出演者プロフィール】

山本ムーグ

新型のロックバンド、バッファロー・ドーターではターンテーブル、Vo.などを担当。ソロDJとしては、クラブでのプレイの他、パフォーマンス性の高いライブも披露。また、AD/グラフィック・デザイナーとしてCDジャケットなどを手がけ、作家として、コラージュやインスタレーションをギャラリーなどで発表している。
buffalodaughter.com


橋本徹(SUBURBIA)

編集者/選曲家/DJ/プロデューサー。サバービア・ファクトリー主宰。渋谷・公園通りの「カフェ・アプレミディ」「アプレミディ・セレソン」店主。『フリー・ソウル』『メロウ・ビーツ』『アプレミディ』『ジャズ・シュプリーム』『音楽のある風景』シリーズなど、選曲を手がけたコンピCDは230枚を越える。USENで音楽放送チャンネル「usen for Cafe Apres-midi」を監修・制作。著書に「Suburbia Suite」「公園通りみぎひだり」「公園通りの午後」「公園通りに吹く風は」「公園通りの春夏秋冬」などがある。


赤松武子

音響合成プログラミング言語・SuperColliderを駆使し、オーディオ・ビジュアル系テクノポップユニット・クラフトワイフを結成し、国内外でのアートやポップシーンにてライブ活動を行う。また児童への英語教育にも携わるなど多岐にわたる活動を展開している。


ヲノサトル

現代音楽からポップスまで幅広く活動する音楽家。ソロ活動の他、「明和電機」の音楽監督を務め、ラウンジ・バンド「ブラック・ベルベッツ」を結成するなど、様々な方法で「現在形のムード音楽」を追求。音楽評論やエッセイの執筆でも知られ、『甘い作曲講座』や『作曲上達100の裏ワザ』などの著書がある。現在、多摩美術大学美術学部准教授。


JJP Special Band

名古屋のテクノポップシーンで活動する4人が、JJPの曲をカバーするために結成。トラック・メイカー、リミキサーとして活躍する中島竹清(Prg, Gt.)、ヴォーカリストの山崎八千代(Vo, Samp)、クラフトワイフのtn8(Syn)、VJタニモトアスカ(VJ)から構成される。


DJ ホンダトロン

90年代の東京で楽曲制作活動を行い、加藤賢崇プロデュースによるテクノポップ・コンピレーションアルバム「トロイの木馬」にトラックが収録される。その後、2000年代中盤からは拠点を名古屋に移し、DJとしての活動を開始。2008年より毎月「名古屋テクノポップミーティング」を主催、テクノポップを中心とした音楽マニアである。