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OPEN FACTORY企画第60弾 幻の映画「十三月」と足立正生監督を取り巻く60〜70年代表現者たちを追った『21世紀アヴァンギャルド』上映+トークショウ

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クリエイター、映画製作者、イベンター、ミュージシャン、NPOなどの活動をサポートする趣旨でUPLINK FACTORYを無料貸し出しする企画「OPEN FACTORY」。その第60弾企画が2013年5月14日(火)に開催されます。


幻の映画「十三月」と足立正生監督を取り巻く60〜70年代表現者たちを追った『21世紀アヴァンギャルド』

上映後トークあり。
トークゲスト:黒田典子、アライ=ヒロユキ

『21世紀アヴァンギャルド』

(108分/日本)

 1974年、ドキュメンタリー「赤軍PFLP世界戦争宣言」の続編を撮るために、パレスチナへ飛んだ足立正生監督が、25年の時を経て、2000年に強制送還された。世紀末の閉塞状況のなか、脱出口を探していた私には、60年代のアヴァンギャルドな精神が、21世紀という未来から、回帰してきたように見えた。足立監督をトリックスターに、60年代の旗手たちの「今」を追って、韓国、パレスチナへ。

【登場人物】
足立正生、翠羅臼、金井勝、金守珍、若松孝二、中平卓馬、大久保鷹、唐十郎、金芝河

【スタッフ】
作:黒田典子
編集:黒田典子、吉本直紀
撮影:伊藤正治、村上賢司、鈴木敏明、長田勇市、翠羅臼、黒田典子
ポストプロダクション アドバイザー:吉本直紀

【映像協力】
金井勝、城之内元晴、ホンマタカシ、国映、若松プロダクション

【トーク ゲスト】
黒田典子

「噴出祈願 15歳の売春婦」(71年 監督足立正生)の主演を演じる。30年後、「十三月」の脚本を執筆、獄中の足立監督に送る。

アライ=ヒロユキ
1965年生まれ。美術・文化社会批評。美術、社会思想、サブカルチャーなどをフィールドに、雑誌、新聞、ポータルサイト、展覧会図録などに執筆。著作に『宇宙戦艦ヤマトと70年代ニッポン』(2010年、社会評論社)、共著に『アート・検閲、そして天皇』(2011年、社会評論社)、『エヴァンゲリオン深層解読ノート』(1997年、大和書房)。NPO法人アート農園理事。東北芸術工科大学、 PARC自由学校などで講義/講演なども行う。