イベント EVENT

根本敬の映像夜間中学(2012年8月/ゲスト:山崎春美、湯浅学)

詳細 DETAIL

新刊『タバントーク』が上梓されたり、幻の名盤解放同盟が結成30周年を迎えていたり、DJやイベント出演が増えたりと、今年は何かと忙しい様子の特殊漫画家・根本敬さんが2000年より学長を務めている夜の大人のためのディープな中学校「映像夜間中学」。映像や音源の紹介を交えて繰り広げられるイイ話のLIVEを御体験あれ。本校は入学手続き一切不要、中途入学大歓迎!

今回の映像夜間中学は二部構成!

前半は映像などを観ながらの根本さんの特殊トークを通常通り行い、後半に山崎春美、湯浅学両氏にご登場いただき特別企画「お題はタコ!:根本敬、湯浅学、山崎春美のお絵描き&トーク」を開催します。

「タコはもとより当時のHEAVENなどなかなか語る機会のない“伝説的(伝奇?)”な話や、蛭子再発見の当事者である山崎春美氏と共に蛭子を語る等々、珍しくも貴重な機会です」(根本敬)

更に! 仔猫の公開里親探しのコーナーもあり。(詳細はこのページの最下部をご覧下さい) 

◆出演
根本敬 Home Page
(特殊漫画家/幻の名盤解放同盟/ハッテンバプロダクション/蛭子劇画プロダクション)

◆ゲスト
山崎春美(タコ)
湯浅学(幻の名盤解放同盟)

「お題はタコ!:根本敬、湯浅学、山崎春美のお絵描き&トーク」

「タコ」という不定形集団を率いて音楽シーンを裏切り続ける山崎春美。
先日もFREEDOMMUNE 0に突如登場し、多くの観客を欺き、圧倒しましたが、
その山崎春美が、根本敬の映像夜間中学に乱入し、湯浅学の力を借り、蛭子能収の協力も得て、一大お絵かき教室を開きます! 題目は「タコ」。『タコBOX vol.2』に相応しい絵を参加した皆さんとともに考案します。描き方は簡単。ジブンがもっとも恐ろしいと思った体験、もっともいやらしく感じた光景、最も晴れがましかった姿、悲惨な戦争、晴れがましくありたかった姿と現実との落差、陰惨ないじめ、血も凍る自然災害、美しい異性の一部などを念頭に、破壊的な衝動を通じてカンバスに表現すれば、すぐにも貴方にも「タコ」の絵が描けます。「見る」と「描く」では大違い。あなたも、このタコとのステキな時間を共有してみませんか?

山崎春美(やまざきはるみ)

タコの星に生まれ、まもなく死ぬ。
1976年『ロックマガジン』でライターデビュー。
1979年伝説の「ガセネタ」ボーカルから転身、自販機誌『ジャム』、『ヘヴン』編集長を経て『遊』、『宝島』、『POPEYE』などに乱書き。
1981年に「タコ」を結成し、1983年『タコ/1st』『タコ/2nd』(ピナコテカ)発表。
1986年に町田町蔵と北田昌宏と「至福団」を結成し、カセットブック『どてらいやつら』(JICC出版局)発表。
2011年「タコ」甦生。『タコ/1st』(初正式CD化)、『タコ/2nd』(初正式CD化)、『ちらかしっぱなし/ガセネタBOX(10CD)』、『ガセネタ:グレイティストヒッツ』…に続き、2012年8月8日タコの日、初期「タコ」の音源を集めた『甘ちゃん/タコBOX vol.1(4CD)』をSUPER FUJIよりリリース。
海星や海月と宇宙人の民族統一を謀り、日夜、衰弱している。


夜間中学当日、公開里親探しいたします。

・性別◇オス
・年齢◇1ケ月半、白地に虎模様の可愛い仔猫。
・イキサツ等◇「8/18の夕方。神奈川県下、根本敬宅の前の畑を耕す老人が「ありゃあ猫だ!」と叫ぶ。根本嫁が家を飛び出し「あ、かわいい」というや、老人は「ホイ」と手渡しそのまま行ってしまった。で、猫は首に傷があり、右目も腫れておったので、ペット店勤務者のアドバイスで動物病院へ。動物病院によれば傷も目の腫れも一週間で治るとのこと(それから一週間完治し今大変元気)。で、当家では飼えない旨伝えると、近くの愛護センターを教えられるが、愛護センターは3週間あづかってくれるが、その間に里親が見つからないと「処分」してしまうという。しかも、里親さがしは〈根本〉として何と「ホイ」と一方的に手渡されだけのこちらがもっぱら行わなければならないという。‥無造作に「ホイ」と手渡し行ってしまった老人の名がしんすけなので、猫に仮名(あくまで。命名ご自由)ながら、しんすけと名付けて渋々世話などしております。というわけで、今回夜間中学のワンコーナーとして、湯浅学の語る猫の魅力や「ニャオニャオ甘えて」他猫もの廃盤歌謡など聴きながらの、公開里親さがしコーナーを設けます。画像を見て既に「是非里親に!」という方は、当日アップリンクでお渡ししますので、〈アップリンクファクトリー夜間中学担当倉持 factory@uplink.co.jp〉までメールなど下され。」(根本敬)


★DVD『さむくないかい』絶賛発売中!