若い世代には、アニメ『鋼の錬金術師』『機動戦士ガンダム』や『ブレンパワード』の声優として知られる白鳥哲だが、そのスタートは俳優であり、文学座の新鋭としてデビュー、江守徹の作・演出による『あ?!それが問題だ』の主役(ハムレット役)に大抜擢されるなどの注目を集めてきた。彼は小さいころから映像に関心を持ち、8ミリフィルムでの自主映画を制作するなどの経験を持っている。そして、2006年に商業映画の監督デビューのチャンスを掴み、自らの企画『ストーンエイジ』を完成させている。これは、引きこもりの青年が、同様の若者たちとの交流から生きる方向を見つけ出すという物語で、人間に内在するエネルギーの原型に着目した作品であり、同じ世代に共感を広げた。この取り組みの中で感じたものと、自らの脳腫瘍の闘病経験を踏まえて、連続的に企画したのが第1弾『魂の教育』と第2弾『不食の時代』であった。
2008年公開の作品『魂の教育』では、子ども達の成長を促進させる学習システムを構築した、右脳開発児童教育の第一人者・七田眞2010年公開の作品『不食の時代』では、青汁一杯で17年以上生活を続けている鍼灸師、森美智代さんを取り上げ、ユニークな『断食療法』を提唱した甲田光雄医師を、各々、描き上げ、時代の動向に向けインパクトある問題提起を続けてきた。
そして2012年、”人間の絆”がキーワードとなる時代に、”祈り”というものを、真正面から取り上げ、人間の生命のあるべき姿に迫ったのが『祈り~サムシンググレートとの対話』である。筑波大学名誉教授の村上和雄博士による、心の働きが遺伝子の影響を与えるという研究の真髄に迫る意欲作――「愛」や「感動」というポジティブな心の変化が眠っている遺伝子をONに切り換えるという、人間の持つ不可思議で驚異の生命力を追う。
これにてドキュメンタリー&ドラマ仕立ての作品群がついに完結!この新作の公開を記念し、第1弾と第2弾の作品のアンコール上映を行うと同時に、久しく鑑賞の機会が無く、DVD発売もされてこなかった劇映画『ストーンエイジ』を、白鳥ファンの要望に応えて連続上映するイベントを開催!Don’t Miss It!!
来場者プレゼント~~「神水」を1本贈呈!(各日先着限定数)
*「神水」=黒部の地下222メートル・2200年前のお水を、
波動機器・言霊発生器によってグレードアップさせたお水
主人公、古賀誠也(22)は、元ひきこもり。社会福祉士を目指しフリースペース「ひまわりの家」へスタッフとして参加することになった。「ひまわりの家」はひきこもりの人達が社会復帰するための場所で、そこにはスタッフの元不良少女の渡辺淳子(24)や、施設の持ち主の息子で石の声が聞こえるという不思議な青年、田辺守(29)、代表者で皆の母のようにやさしい総子(45)の姿があった。誠也が働き始めてまもなく、重度のひきこもり山崎聡(25)が「ひまわりの家」にやってきた。5年間もひきこもりが続き、やっと母が連れてきたのである。自らもひきこもりの経験があり、自分と同じような境遇の人を助けたいとと考えている誠也は、聡の力になろうとする…。
出演:黒田勇樹、佐藤藍子、柴田理恵、寺田農
教育学博士・七田眞は、1929年に島根県で生まれた。学生時代より人間の脳が秘めている可能性に興味を持ち、独自の教育理論を考案。速読や記憶、能力向上を目的とした右脳開発メゾットを編み出し、“七田式右脳教育”を確立した。彼の七田式幼児教育を実践する教室は国内で約400教室に達し、アメリカ、韓国、台湾、シンガポール、マレーシアなど海外にも紹介されている。そんな七田の講演会やインタビュー、七田チャイルドアカデミーの生徒や卒業生へのインタビュー、実際の教室での授業の様子、子供を教室に通わせている保護者へのインタビュー、イメージ映像などを通して、彼の教育理念に迫っていく。また、島根県江津の歴史家でもある彼が収集した資料や本を所蔵するオフィスや、自転車で移動する七田の姿もとらえられ、回想ドラマでは、彼の半生も紹介される。
鍼灸師の森美智代さんは、“甲田メソッド”という生菜食療法で難病を克服し、その過程で1日1杯の青汁の生活を続けている。その難病とは「脊髄小脳変性症」(運動機能を司る小脳や脊髄が萎縮して、次第に働きを失っていく病気で、国の認定する特定疾患)で、現代医学では治らないと言われ、少女時代から苦しんできたが、断食療法の先駆的指導者である甲田光雄医師の治療によって見事に克服。その後も健康を維持するために、1日80kcalの食事と若干のサプリメントで何の問題なく暮らしている。その素顔とライフスタイルがこの映像で具体的に語られている。