イベント EVENT

CALF定例会Vol.2- 松江哲明×アニメーション!?

詳細 DETAIL

◆出演:松江哲明(ゲスト),大山慶,水江未来,橋本新,土居伸彰

◆ゲストトーク+作品上映 (作品が決まり次第、発表していきます)
【上映決定作品】 ※全編上映ではないものもございます
 Dustin Guella『平和への祈りPrayers for Peace』(字幕付き)
 大山慶『ゆきちゃん』
 和田淳『やさしい笛、鳥、石』
 水江未来『WONDER』
『ジは自閉症のジ』
 and more…

ドキュメンタリーの視点からアニメーションを楽しむ!

短編映像のインディペンデントレーベル・CALFによる定例会イベント、
2回目となる今回のテーマは、「松江哲明×アニメーション!?」。

新作『フラッシュバックメモリーズ』ではアニメーション(!?)も使っている、ドキュメンタリー作家の松江哲明監督をゲストにお迎えし、アニメーションをドキュメンタリーという視点から読み解きます!

そして、インディペンデントなフィールドでいかにして映画を作り続け、人々に届けているのか。「伝えること」の重要性やインディペンデントな活動について書き記した「映像作家サバイバル入門」(フィルムアート社)の著者でもある松江監督と、インディーズレーベルとして活動をしきたCALFのメンバーが、「作ること」と「伝えること」についての熱いトークを繰り広げます!

ザグレブ国際アニメーション映画祭で特別賞を受賞した『ベルーガ』、アヌシー国際アニメーション映画祭にて最優秀音楽賞にあたるSACEM賞を受賞した『MODERN No.2』制作の裏話なども織り交ぜながら、ドキュメンタリーとアニメーションが交差する様子を、リラックスした雰囲気で堪能しましょう!


松江哲明(ドキュメンタリー作家)
日本映画学校(現・日本映画大学)卒業制作として監督した『あんにょんキムチ』が、99年山形国際ドキュメンタリー映画祭「アジア千波万波特別賞」、「文化庁優秀映画賞」などを受賞。その後、『カレーライスの女たち』『童貞。をプロデュース』など刺激的な作品をコンスタントに発表。前野健太が吉祥寺を歌い歩く74分ワンシーンワンカットの『ライブテープ』で第22回東京国際映画祭「日本映画・ある視点部門」作品賞、第10回ニッポン・コネクション「ニッポンデジタルアワード」を受賞。著書に『童貞。をプロファイル』『映像作家サバイバル入門』などがある。
新作『フラッシュバックメモリーズ』ではアニメーションも使っており、3D版も制作している。

大山慶(映像作家)
クローズアップ写真のコラージュという独特の手法により、オリジナリティの高い表現を確立。『診察室』(05)がカンヌ国際映画祭監督週間にて上映、アルスエレクトロニカ佳作受賞。『HAND SOAP』(08)がヨコハマ国際映像祭優秀賞、オーバーハウゼン国際短編映画祭映画祭賞受賞。作品は他に『ゆきどけ』『NAMI』など。

水江未来(アニメーション作家)
1981年東京都生。2002年から多摩美術大学でアニメーションを学ぶ。「細胞」をモチーフにしたノンナラティブ作品を多数制作している。世界4大アニメーション映画祭すべてにノミネート経験があり、アニマドリード2009(スペイン)では、準グランプリを受賞。SICAF(韓国)では、2009年にオープニング作品を制作、2010年には選考委員を務める。また、山田悠介『ブレーキ』の表紙、小説すばるにて平山夢明の扉絵を手掛けるなど、イラストレーターとしても活動。日本アニメーション協会・会員。大原情報ビジネス専門学校・アニメーションコース講師。

橋本新(アニメーション作家)
ヘタウマなキャラクターを自由自在に動かすダイナミックなアニメーション作品を制作。『グレートジャーニー』(07)がCO2優秀賞他受賞。『葬儀屋と犬』(10)がオタワ国際アニメーション映画祭などに入賞し、『ベルーガ』(11)はザグレブ国際アニメーション映画祭で特別賞を受賞。イラストレーターとしての評価も高く、モスクワ国際グラフィックデザインビエンナーレに入賞した経歴を持つ。