今年10月に下北沢ザ・スズナリで連日満員・大好評を博した、第3回ブス会*公演「女のみち2012」。
AV女優を描いて話題になったあの舞台の裏側を知りたい!とのリクエストにお応えして、ペヤンヌマキとブス会*メンバー、豪華ゲストによるトークショーを二日間にわたって緊急開催。
「女のみち2012」を振り返り、更に6年前に上演した「女のみち」(「女のみち2012」の6年前の設定のお話)のビデオを上映しつつ、AV女優や舞台女優、ブス会、etc・・・女にまつわるあれこれについてブストークします。
ブストークに参加したい女子、ブストークを傍観したい男子、ブス会*の舞台を観た人も見れなかった人も楽しめる会です。
「女のみち」「女のみち2012」上演台本も販売します。
出演 : 安藤玉恵/佐山和泉(東京デスロック)/岩本えり/玄覺悠子/内田慈/米村亮太朗/富田恭史(jorro)/鷲尾英彰
出演:ぺヤンヌマキ(ブス会*主宰/脚本・演出家)、雨宮まみ(AVライター)
ブス会*メンバー内田慈(小森カスミ役)、もたい陽子(風間ルミ役)、松本まりか(夢野マリナ役)、安藤玉恵(三代目橘リカコ役)(予定)
[タイムテーブル]
19:30-「女のみち」ビデオ上映/21:10-トーク※トークからでもご入場いただけます。
雨宮まみ(AVライター)
AVライター。エロ本で仕事をする傍ら、自らの女子として屈折した半生を書いた自伝的エッセイ『女子をこじらせて』を上梓。女の自意識の問題についての対談集『だって、女子だもん!!』も11月に出版している。
竹内紗里奈(AV女優)
1983年、千葉県出身。
2007年、村上里沙名義でAVデビュー。
2010年に一度引退後、2012年に竹内紗里奈に改名し復帰。
数多くのAV作品に出演する。
森下くるみ(女優/文筆家)
1980年3月生まれ。
女優として『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』(入江悠監督・2011年4月公開)、『ユートピア・サウンズ』(東京藝大6期生卒業制作・三間旭浩監督・2012年6月公開)、『Everybody Loved The Guitar Man』(百々和宏のソロアルバム「窓」からのMUSIC VIDEO。平波亘監督)、『死んでもいいの 百年恋して』(榎本敏郎監督・いまおかしんじ脚本・2012年12月8日公開)などに出演。DJ活動や映画の脚本、トークイベントのゲストなども行っている。
著作に『すべては「裸になる」から始まって』(2008年・講談社文庫)『らふ』(2010年・青志社)他、短編多数。
ブス会*メンバー内田 慈(小森カスミ役)
日本大学芸術学部文芸学科を2002年に中退後、演劇活動をスタート。 前田司郎(五反田団)、三浦大輔(ポツドール)、前川知大(イキウメ)、岩井秀人(ハイバイ)ら今をときめく劇作家の作品にいち早く出演。近年は永井愛(二兎社)や井上ひさし追悼公演(こまつ座)など本格派の重喜劇作品にも出演し、活躍の場を拡げている。主な出演作に「紫陽花とバタークリーム」(監督:井川啓央/2012年8月公開)。ぺヤンヌマキ作品には、ポツドール”女”シリーズ『女のみち』(2006)に出演し、人気AV女優「小森カスミ」役を好演。「女のみち2012」では、引退から復帰を経た6年後のカスミを演じる。
ブス会*メンバーもたい陽子(風間ルミ役)
青年座研究所24期卒業後、2000年に劇団青年座へ入団、2009年6月に退団するまで劇団内外の作品に多数出演。退団後も舞台だけでなく映画、ラジオドラマ、CMなど幅広く活躍中。主な出演作に「NISSAN あ、安部礼司」安部優役(TokyoFM)、「さくらん」(監督:蜷川実花)。ぺヤンヌマキ作品には、第2回ブス会*「淑女」に出演し、リーダー格のオバサン「前田敦子」役を好演。「女のみち2012」では、AV女優役に初挑戦。痴女系AV女優ルミ役を演じる。
ブス会*メンバー松本まりか(夢野マリナ役)
2000年女優デビュー。大河ドラマ「葵 徳川三代」(NHK総合)「六番目の小夜子」(NHK教育)を経てミニストップイメージキャラクターを務める。近年、映画・舞台・ドラマ・声優と幅広く活躍中。主な出演作に「純情きらり」(NHK総合)、「贖罪」(wowow)。ぺヤンヌマキ作品には「女のみち2012」が初参加で、AV女優役に初挑戦。新人の単体AV女優マリナ役を演じる 。
2010年、ぺヤンヌマキが立ち上げた演劇ユニット。
ぺヤンヌマキと友人らが女だけで集って愚痴や自慢をぶちまけまくる飲み会を「ブス会」と呼んでいたことに端を発する。ぺヤンヌマキが毎回好きなメンバーを集めて、女の実態をじわじわとあぶり出すような作品を上演している。http://busukai.com/
「女のみち」とは
2006年に劇団ポツドールの特別企画として上演された、ぺヤンヌマキの処女作。
舞台は、とあるAV撮影現場の控室。そこで出番を待つAV女優たちは、お互いの容姿を誉めあったり、彼氏の自慢をしあったり、下世話な会話で盛り上がっているが、水面下ではさまざまな感情の駆け引きが繰り広げられていた・・・。
女同士のひりひりするような嫉妬や確執をリアルに描いた女の群像劇。
「女のみち2012」とは
『女のみち』の6年後を描いた、ぺヤンヌマキの最新作。
舞台はとあるAV撮影現場の控室。 6年ぶりに復帰することになったかつての人気AV女優カスミ。しかし、旬を過ぎた彼女にはもはやサブの熟女枠のひとりという地味な出番しかなかった。そして、かつての仕事仲間であるカリスマレズ女優三代目橘リカコはシングルマザーとなってもなお女優を続けていた・・・。“すべての賞味期限切れ女に捧ぐ”女の群像劇。