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NOUN YA ─Aux Résistances すべてのレジスタンス達へ─

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フルート奏者、ナイサム・ジャラル。彼女の中にあるシリア人としての想いを音に、写真が語る在りし日のシリアを。映像、語り、そして音で綴る複合的コンサート。

■ライブ:NOUN YA(ナイサム・ジャラル [Flute/Nay/Voice] + ヤン・ピタール [Guitar/Oud/Fx] )
■スライド上映&トーク:ナイサム・ジャラル

★9/12(水)~17(月祝)の期間、併設のUPLINK GALLERYでナイサム・ジャラル撮影による写真展を開催。

Naissam Jalal

(Flute, Nay, Voice)

シリア人の両親の元に1984年パリに生まれる。6歳から西洋フルートを学ぶため音楽院に入学。17歳の時に即興演奏と出会い、音楽院から離れ、同年Tarace Boulbaファンファールへ入団し、アフリカ、マリで演奏。19歳、自身のオリジナルであるアラブ音楽探究のためダマス・アラブ音楽院にてNayを習得し、その後3年間に渡りカイロで音楽活動。アラブ音楽の大家であるヴァイオリニストAbdu Dagherに師事。Fathi Salamaと数多くの劇場にて定期的に演奏。El dor el awalとのクリエーションに参加し、2枚のCDを制作。すべての音楽分野で演奏する彼女は2006年に、Miles JayとColter Frazier等とアルバムBakashを制作。レバノンのラップグループRayess Bekのメンバーとして、ドイツ、ベルギー、モロッコへ演奏。2008年ベイルート新オリエンタル音楽フェスティバルに参加。同年カイロジャズファクトリーフェスティバルにて、才能ある中東若手17人に、共に演奏するエジプト人ウード奏者Hazem Shahineと選出。ジャズシーンではHamid Drake現在シリア、レバノン、フランスを中心に活動。

http://naissamjalal.com

Yann Pittard

(Guitare, Oud, Fx)

1983年ブルターニュで育ち、10歳からギターを始める。多種に渡るバンドで活動。2000年Vannes ジャズフェティバル賞。17歳でバカロレアを取得し活動の場をパリに移す。同年インドへ渡り、ドタラをNimai chan Baulの元で習得。2004年、Jazz科、 編曲科、オーケストレーションを修了しパリ市コンセルバトワールを卒業。同年エジプトへ渡り、ウードをHazem Shaheen とAbdo Dagher に習い、 カイロオペラハウス等で演奏。2004年からベンガルの吟遊詩人 Paban das baul (Real World CD Tana Tani録音) Cheick-Tidiane Seick & Marque Gilmoreと演奏。2005年から日本人サックス奏者仲野麻紀とのユニットKyにて、エリック・サティの楽曲をテーマにしたCDを5枚リリース。メキシコ、日本、NY、イスタンブール、カルカッタ、カサブランカなど、世界各地で演奏。ボーダーレスな音の追求を続ける傍ら、スタジオワーク、ドキュメンタリー映画の音楽制作に多く携わる。

http://kyweb.fr

NOUN YA – Aux Résistances