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れいわ一揆 

上映中~10月29日(木)

©風狂映画舎

日時

上映中~10月29日(木)

料金

【特別料金】一般¥2,500/シニア¥1,800/ユース(19歳~22歳)¥1,500/アンダー18(16歳~18歳)¥1,400 /ジュニア(15歳以下)¥1,300/UPLINK会員¥1,600(土日祝¥1,800)/UPLINKユース会員(22歳以下)¥1,400/サービスデー¥1,800/障がい者割引¥1,400 ※アップリンク回数券、ミニシアター・エイド基金の未来チケットとパスポートは使用不可

詳細 DETAIL

上映前後トークショー開催中!

連日各上映前後に、原一男監督によるトークショー開催!
劇場での登壇の際には、トーク後に原一男監督によるサイン会実施!

10/23(金)
【上映後劇場トークショー】登壇者:原一男監督(約20分)

10/24(土)
【上映後劇場トークショー】登壇者:原一男監督、加登魁修(スーパーカドブラザーズ)(約40分)

10/25(日)
【上映後劇場トークショー】登壇者:原一男監督、中村高寛監督(『ヨコハマメリー』)(約40分)

10/26(月)
【上映後劇場トークショー】登壇者:原一男監督(約20分)

10/27(火)
【上映後劇場トークショー】登壇者:原一男監督(約20分)

10/28(水)
【上映後劇場トークショー】登壇者:原一男監督、睡蓮みどり(女優、分筆家)(約25分)

10/29(木)【最終日】
【上映後劇場トークショー】登壇者:原一男監督、佐々木誠監督(『ナイトクルージング』)(約25分)


※敬称略
※ゲストや出演方法などは予告なしで急遽変更になる場合がございますので、ご了承ください。

—————————–

▼以下は終了いたしました▼

9/11(金)
10:15の回【上映後トークショー】登壇者:原一男監督 リモート出演:安冨歩(約20分) 
15:30の回【上映後トークショー】登壇者:原一男監督、渡辺てる子(約20分)

9/12(土)
10:15の回【上映後トークショー】登壇者:原一男監督(約20分)
17:50の回【上映後トークショー】登壇者:原一男監督、片岡祐介(音楽家)(約20分)

9/13(日)
10:15の回【上映後トークショー】登壇者:原一男監督(約20分)
15:30の回【上映後トークショー】登壇者:原一男監督(約20分)

9/14(月)
10:15の回【上映後トークショー】登壇者:原一男監督 リモート出演:安冨歩(約20分)
15:30の回【上映後トークショー】登壇者:原一男監督 リモート出演:安冨歩(約20分)

9/15(火)
10:15の回【上映後トークショー】登壇者:原一男監督(約20分)
15:30の回【上映後トークショー】登壇者:原一男監督(約20分)

9/16(水)
10:15の回【上映後リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)
15:30の回【上映後リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)

9/17(木)
10:15の回【上映後リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)
15:30の回【上映後リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督、安冨歩(約20分)

9/18(金)
10:15の回【上映後リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)
15:30の回【上映後リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)

9/19(土)
10:15の回【上映後リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)
15:30の回【上映前リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)

9/20(日)
10:15の回【上映後リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)
15:30の回【上映前リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:安冨歩、島野千尋(製作)(約20分)

9/21(月)
10:15の回【上映後リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)
15:30の回【上映前リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)

9/22(火)
10:15の回【上映後リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)
15:30の回【上映前リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)

9/23(水)
10:15の回【上映後リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:渡辺てる子、島野千尋(製作)(約20分)
17:50の回【上映後リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)

9/24(木)
10:15の回【上映後リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)
17:50の回【上映後リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)

9/25(金)
【上映前リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)

9/26(土)
【上映後トークショー】登壇者:原一男監督(約20分)

9/27(日)
【上映後リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)

9/28(月)
【上映後トークショー】登壇者:原一男監督(約20分)

9/29(火)
【上映後トークショー】登壇者:原一男監督(約20分)

9/30(水)
【上映後トークショー】登壇者:原一男監督(約20分)

10/1(木)
【上映後トークショー】登壇者:原一男監督(約20分)

10/2(金)
【上映後リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)

10/3(土)
【上映前リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)

10/4(日)
【上映後リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)

10/5(月)
【上映前リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)

10/6(火)
【上映前リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)

10/7(水)
【上映前リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)

10/8(木)
【上映後劇場トークショー】登壇者:原一男監督(約20分)

10/9(金)
【上映後劇場トークショー】登壇者:原一男監督(約20分)

10/10(土)※リモートトークショーに変更となりました
【上映後リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)

10/11(日)※リモートトークショーに変更となりました
【上映後リモートトークショー(インターネット中継)】ゲスト:原一男監督(約20分)

10/12(月)
【上映後劇場トークショー】登壇者:原一男監督、四方田犬彦(約40分)

10/13(火)
【上映後リモートトークショー】登壇者:原一男監督(約20分)

10/14(水)※リモートトークショーに変更となりました
【上映後リモートトークショー】ゲスト:原一男監督(約20分)

10/15(木)
【上映後劇場トークショー】登壇者:原一男監督(約40分)
リモート出演:木村英子(れいわ新選組)

10/16(金)
【上映後劇場トークショー】登壇者:原一男監督(約20分)

10/19(月)
【上映後劇場トークショー】登壇者:原一男監督(約20分)

10/20(火)
【上映後劇場トークショー】登壇者:原一男監督(約20分)

10/21(水)
【上映後劇場トークショー】登壇者:原一男監督(約20分)

10/22(木)
【上映後劇場トークショー】登壇者:原一男監督(約20分)


このままではこの国は壊れてしまう

信じられないかもしれませんが、この映画、かなり笑えて、泣けるんです!

令和元年夏、参議院選挙で注目を集めた「れいわ新選組」から出馬した安冨歩を中心に、10名の個性豊かな候補者たちを、『ゆきゆきて、神軍』の原一男が鋭く迫った。昨年の東京国際映画祭でワールドプレミアが行なわれ、全上映作品で唯一 Twitter のトレンドワードになり、世界の映画祭での上映が続々と決定し、選挙戦に留まらず、国内外の映画祭で注目を浴びている。過激な登場人物たちを通じて昭和・平成の時代を抉ったドキュメンタリー映画界の鬼才が、令和に突如現れた話題の政党にどのようにフォーカスしたのか。庶民の怒りと叫びを描いた『 ニッポン国 VS 泉南石綿村』で新境地を開いた原一男が魅せる、新たな選挙エンターテイメント作品である。また本作は原の新レーベル「風狂映画舎」の第 1 弾作品で、日本の今をいち早く世に問う作品に取り組むことをモットーとしている。

【STORY】

ロードムービー、アニマル、コメディ、ミュージカル…
ジャンルを横断する稀有な作品

東京大学東洋文化研究所教授・安冨歩は2013 年以来、「もっとも自然に生きる事ができる」スタイルとして、女性服を着る「女性装」を実践していた。彼女は、山本太郎代表率いるれいわ新選組から参議院選挙の出馬を決める。選挙活動を通して彼女が一貫して訴えるのは、「子どもを守ろう」。新橋SL広場、東京駅赤レンガ駅舎前、阿佐ヶ谷駅バスターミナル他都内各地から旭川、沖縄、京都まで相棒「ユーゴン」とともに全国を巡ってゆく。そして故郷の大阪府・堺市駅前に立った彼女は、美しい田園風景が無個性な住宅街に変わり、母校の校舎も取り壊されてしまい、喪失感を吐露し始める………。

【原一男監督プロフィール】
1945年6月、山口県宇部市生まれ。1972年、小林佐智子と共に疾走プロダクションを設立。同年、『さようならCP』でデビュー。74年には『極私的エロス・恋歌1974を発表。 87年の『ゆきゆきて、神軍』が大ヒットを記録、世界的に高い評価を得る。94年に『全身小説家』、05年には初の劇映画となる『またの日の知華』を監督。2017年に『ニッポン国VS泉南石綿村』を発表。今年、ニューヨーク近代美術館( MoMA )にて、全作品が特集上映された 。

【製作意図/原一男監督メッセージ】
 選挙戦の間、私はカメラを回しながら、ひたすら立候補者たちの言葉に、一言も聞き逃したくない思いで耳を傾けていた。どの言葉も、訴求力に満ち満ちていて、真実味があり、私の胸に深く染み入った。 それらの言葉を聞いていることが、何よりも心地よかったのだ。こんな経験は私の人生の中で初めてだった。

 撮影が始まる前、私は、率直に言って不安だった。私のこれまでの方法が通用しない、どう撮ればいいのか? 何を撮ればいいのか?
と迷っていたからだ。選挙戦という性質上、17日間という制限がある。これまで、撮影期間を、最低でも1年、3年、あるいは5年と長時間をかけてきた私にとっては、17日間という時間は一瞬である。こんな超短期間で一体、何が撮れるというんだよ?と。

 なぜ、撮影に長い時間をかけるのか?
と言えば、カメラの前の主人公の人生を描くために、撮影にかけた長い時間を、ぎゅっと凝縮することで、その主人公の人生をドラマチックに浮かび上がらせるためだ。

 だが今回は、その方法は取れない。ならば、どうする?
迷った時は、ことの出発点に戻るしかない。そもそも今回は、選挙戦に立候補する人が主人公である。選挙戦とは、公約を押し立てて有権者にその是非を問うことである。問うために立候補者は自らの思想信条を、そして自らの生き方を示そうとする。その道具は言葉である。ここまで考えてくると、もう私が撮るべきものは、明らかだ。言葉を撮るのだ。

 この人に投票したい、と、投票という行動を促す言葉、投票行動を実行する身体を動かす言葉、行動したいという衝動を突き動かす言葉。いわば、言葉のスペクタクル性を明らかにしたい、と考えたのだ。

 率直に言って、言葉に照準を合わせて映像+音声を撮って(録って)、果たしてエンターテイメント性溢れるドキュメンタリーが作れるだろうか?
不安だった。私にとっては、「れいわ一揆」は、かなりの実験的、冒険的な作品なのである。

『れいわ一揆』(2019年/248分/日本/ドキュメンタリー)
監督:原一男
製作:島野千尋
撮影:原一男、島野千尋、岸建太朗、堀井威久麿、長岡野亜、毛塚傑、中井献人、田中健太、古谷里美、津留崎麻子、宋倫、武田倫和、江里口暁子、金村詩恩
編集:デモ田中、小池美稀、
製作・配給:風狂映画舎