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「パレスチナ人民連帯国際デー」記念・上映&トークイベント パレスチナを奥渋谷で体験する

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「パレスチナ人民連帯国際デー」記念・上映&トークイベント
パレスチナを奥渋谷で体験する

上映は、夜のガザをリアルに体験できる『ガザの美容室』のナサール兄弟の短編映画『ガザのある一夜』を1回限りの限定上映!トークでは、アラブのアート・カルチャー情報を紹介するコラム「ジパングの隅でアラブる」の執筆者渡辺真帆さんに、パレスチナのカルチャー状況、現地に行くにはどうすればいいのかを話していただきます!映画館併設のカフェTabelaの特製ミントティー付きのイベントです!

 11月29日は、パレスチナをアラブ人とユダヤ人の居住地に分割する国連総会決議181号が1947年同日に採択されたことにちなんで、1977年に定められた「パレスチナ人民連帯国際デー」。これを記念して、2013年カンヌ国際映画祭の短編コンペティション部門に招待された日本未公開の映画『ガザのある一夜』を上映致します。
 終始鳴り響く不穏なドローンの音、赤ちゃんの泣き声。時折聞こえる銃声音や爆破音――ガザで暮らすある家族の一夜を体験するような本作は、映画『ガザの美容室』の双子の監督タルザン&アラブ・ナサールによる15分の短編。原題の『コンドーム・レッド』は2009年、イスラエルによるガザへの攻撃の名前「キャスト・レッド作戦」に由来している。
 上映後には、通訳・翻訳者であり、今月よりJVCパレスチナ現地調整員に着任した渡辺真帆さんを迎えて、トークイベントを開催。アップリンク併設のレストラン「Tabela」特製のミントティーをお楽しみいただきながら、パレスチナ留学中、現地の人々と交流し、暮らしやカルチャーに深く関わってきた渡辺さんに、パレスチナの暮らしや、現地へ行く方法、映画や音楽、舞台、文学、アートなど、パレスチナのカルチャー事情についてお話いただきます。

日時:11月29日(木)19:00スタート
上映作品:『ガザのある一夜』
(監督:タルザン&アラブ・ナサール、2013年/パレスチナ/15分)
トークゲスト:渡辺真帆
料金:1,000円(ミントティ―付き)

<プロフィール>


渡辺真帆(わたなべ・まほ)
1992年埼玉県生まれ。父の仕事のため小学校時代をカタールで過ごした体験から、大学でアラビア語と中東政治を専攻。2013年夏から1年間パレスチナに留学。現地で日本・パレスチナ共作の演劇に通訳として参加し、同時代のアーティストの表現に魅せられる。卒業後も現地に通いながら、フリーの通訳・翻訳者として舞台芸術、ドキュメンタリー、国際協力など様々な分野で活動。2018年11月よりJVCパレスチナ現地調整員。月刊音楽情報ペーパー「ZIPANGU NEWS」にて、アラブのアート・カルチャー情報を紹介するミニコラム「ジパングの隅でアラブる」を連載中。