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さよならクルテク上映! 「もぐらくんのさいごのごあいさつ」 ~1部2部合わせてクルテク作品26作品220分一挙上映!~

詳細 DETAIL

長年、日本で愛されてきましたチェコの代表的アニメ「もぐらくのクルテク」の映像のライセンスが8/31で終了することになりました。
その前にクルテクのラスト上映をアップリンク渋谷で行います。

クルテクのアニメ、26作品、計220分を1部と2部に分けて上映いたします。

1部と2部は別料金の上映になります。

チェコでは街中にクルテクのグッズが溢れています!
空港から都市部からカントリーサイドまでどこに行ってもクルテクのグッズが目に入ってきます。こんなキャラクター、他にはないでしょう。

チェコのこどもたちはクルテクを見て育ちます。
クルテクのアニメには暴力や破壊のシーンがございません。
いつも優しく、友達思いで冒険心たっぷりのクルテクの姿にチェコのお子さんは釘付けです。

作者のズデニェック・ミレル(1921~2011)はかつてこう言いました。
「クルテクは“子ども向け作品”ではありません。“子ども向け”と言った瞬間、“上からの目線”になり、たかをくくった作品になります。子どもさんを楽しませるのはとても大変です。大人は我慢して見てくれますが、子どもさんはつまらないと思ったらどこかへ行ってしまいます。だから、私は子どもさんが喜ぶ色、動き、音、音楽の研究を重ね、子どもさんの想像力が豊かになるようなクルテクのアニメを作ってきました。そして多くのこどもさんに喜んでいただいております。でも、子どもさんが楽しむ作品は大人だってワクワクドキドキ心躍るはずです。」

そしてミレルが生み出したクルテクは80か国で放送・出版され世界中に愛され、“子どもに見せたいアニメ世界一”と多くの人が言います。

ミレルのこだわったクルテクの動き…。
とても愛らしくハートがキュンキュンします!
ミレルのこだわった色彩…。
可愛らしさがクローズアップされるクルテクですが、是非、背景にも注目してください!
雰囲気たっぷりの絵に圧倒され、あっという間に、“おとぎの世界”にさまよいこんだ気分になります。

このクルテクのアニメがもう日本で見られなくなります。

各部とも休憩をはさみ制作順に上映をさせていただきます。
年代とともにクルテクのデザインの移り変わりも楽しんでいただけます。

各部の上映の前後に“チェコアニメに命を捧げた男”ことアットアームズの眞部学(まなべ がく)がナビゲートさせていただきます。

最後のクルテクのご挨拶です。
お見逃しなく!


≪第1部クルテクの小さな冒険編(計109分)≫

クルテクが誕生した頃、世の中はロケットの打ち上げや自動車や数々の電化製品の普及で大きく時代が動いていました。
好奇心いっぱいのもぐらのクルテクはそんな人間の世界に興味津々!
胸ワクワクのクルテクの冒険が始まります!

< 上映作品>
1.『もぐらくんとズボン』(1957年/13分)
2.『もぐらくんとじどうしゃ』(1963年/15分)
3.『もぐらくんとロケット』(1965年/9分)
4.『もぐらくんとラジオ』(1968年/9分)
5.『もぐらくんとみどりのほし』(1969年/8分)
6.『もぐらくんとチューインガム』(1969年/8分)
7.『もぐらくんとどうぶつえん』(1969年/7分)
8.『もぐらくんのにわしごと』(1969年/8分)
9.『もぐらくんとはりねずみ』(1970年/9分)
10.『もぐらくんとキャンディー』(1970年/9分)
11.『もぐらくんとテレビ』(1970年/6分)
12.『もぐらくんとパラソル』(1971年/8分)


≪第2部さよならクルテク編(計111分)≫

クルテクはいつだって友達のために一生懸命です。
困ったときは助け、楽しいことはみんなで分け合います。
どの作品もクルテクの“思いやり”が詰まっています。
これが最後の上映です。
ラストの『まちへいってしまったもぐらくんたち』はラストに相応しい大作です。

< 上映作品>
1.『えかきのもぐらくん』(1972年/10分)
2.『もぐらくんとおんがく』(1974年/6分)
3.『もぐらくんのだいすきなでんわ』(1974年/6分)
4.『もぐらくんとマッチばこ』(1974年/6分)
5.『かがくしゃのもぐらくん』(1974年/6分)
6.『そらとぶじゅうたんともぐらくん』(1974年/6分)
7.『もぐらくんのとけいやさん』(1974年/6分)
8.『もぐらくんとブルドーザー』(1975年/6分)
9.『もぐらくんとひよこのたび』(1975年/6分)
10.『もぐらくんのしゃしんやさん』(1975年/6分)
11.『もぐらくんとびっくりおめん』(1975年/6分)
12.『さばくのもぐらくん』(1975年/6分)
13.『もぐらくんとクリスマス』(1975年/6分)
14.『まちにいってしまったもぐらくんたち』(1982年/29分)


【チェコアニメに命を捧げる男とは?】
365日24時間、常にチェコのアニメや絵本のビジネスに奔走する男、アットアームズの眞部学(まなべがく)。
チェコアニメの配給や大人気キャラクター森の妖精アマールカを日本に持ってきた上、数々の問題をクリアしチェコ人気No.1のモグラのクルテクの日本での商品化に成功した人物。チェコのアニメと絵本のビジネスだけをしている世界唯一の人物!彼の熱っぽい言葉と愉快な人柄に触れてください!あっという間にチェコアニメの虜です!


配給:アットアームズ
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