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『ブラインド・マッサージ』公開記念トークイベント“未だタブー視される「障害者の性」について”◆トーク出演:佐々木誠(映像ディレクター/映画監督)×熊篠慶彦(特定非営利活動法人ノアール理事長)

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“未だタブー視される「障害者の性」について”
ゲスト:佐々木誠(映像ディレクター/映画監督)、熊篠慶彦(特定非営利活動法人ノアール理事長)
日時:2017年1月18日(水)19:20開場/19:30上映/上映後トーク
※ご来場の方、先着30名に「TENGA エッグ」のプレゼント有!
(提供:株式会社TENGA)

映画では物語の中心人物となる盲人の青年シャオマーが、同僚に連れられた風俗店で風俗嬢マンと出会い大きく運命が動き出す。目のみえない彼らも、恋愛もするし、セックスもする。それは特別なことではなくてごく普通のことだ。

映画『マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画』(2015)など、現代社会の固定観念を打ち砕く作品を作り続ける映画監督・佐々木誠と、風俗店のバリアフリー化の推進、障害者の性に関する情報提供の活動など、身体障害者のセクシャリティに関する支援するNPO法人ノアール理事長、熊篠慶彦さんを招き、未だタブー視される「障害者の性」について問う。

トークゲスト:佐々木誠(映像ディレクター/映画監督)、熊篠慶彦(特定非営利活動法人ノアール理事長)

【ゲストプロフィール】

佐々木誠(ささき・まこと)|映画監督(写真・左)
1975年生まれ。高校卒業後、あがた森魚監督などの映画作品にスタッフ・役者として多数参加。98年よりソニーミュージック・エンタテインメントにて数多くのアーティスト・プロモーション用映像を演出する。現在、フリーディレクターとして音楽PVの他にVP、TV番組などの演出、構成執筆など。2006年、初監督ドキュメンタリー映画『Fragment』がロードショー公開。その後、オムニバス映画『裸over8』の内の一本『マイノリティとセックスに関する2、3の事例』(2007年)『INNERVISION インナーヴィジョン』(2013年)が国内外で公開。2015年、『マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画』が公開。他に、ハリウッドで制作された『バイオハザード5』(2009年)ビハインド・ザ・シーン演出、フジテレビで放送されたNONFIX『バリアフリーコミュニケーション 僕たちはセックスしないの!?できないの!?』(2014年)演出、紀里谷和明監督『GOEMON』(2008年)夏帆主演『パズル』(2014年)等の脚本執筆など。

熊篠慶彦(くましの・よしひこ)|特定非営利活動法人ノアール理事長(写真・右)
日本の市民活動家、風俗店評論家、特定非営利活動法人ノアール理事長。出生時より脳性麻痺による四肢の痙性麻痺を抱えている。医療、介護、風俗産業など、さまざまな現場で障害者の性的幸福追求権が完全に無視されている現実に突き当たり、バリアフリーな風俗店の情報を発信する、自らアダルトビデオに出演するなどの活動を始めるに至る。2000年、特定非営利活動法人ノアールを設立。同法人は、重度障害者でも自己使用が可能な性具の開発、風俗店のバリアフリー化推進、障害者の性に関する情報提供などの活動を行っている。著書に『たった5センチのハードル 誰も語らなかった身体障害者のセックス』(ワニブックス)、『身体障害者の性活動』玉垣努共編著(三輪書店)などがある。