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『二度目は病』上映会(OPEN FACTORY企画)

詳細 DETAIL

狂おしいほどに 愛おしい 狂気の映画愛

青春、それは 病のように…。
30代になったサークルメンバーたちの第二の青春が走り出す。

OPEN FACTORY企画

▼上映作品:『二度目は病』

出演:飯島英幸、川岸銀次、岩井七世、恩田嘉子、前野祥希、猪鼻ちひろ、柳英里紗、水澤紳吾ほか
プロデューサー:島虎太郎
監督:北山誠
脚本:若狭大基
助監督:横大路伸 編集:西貴人
撮影:清水絵里加 照明:稲葉俊充
録音:廣木邦人 制作:とらやPICTURES
制作協力:AQUA worx


北山誠(『二度目は病』監督)

本作は、30歳を迎えて尚、夢を追い続けることの難しさを描いています。僕自身、30歳という年齢を迎えた時に周りを見渡せば、夢を諦めていった仲間が沢山いました。諦めざるをえない“リアル”が当事者を襲うのでしょうか。本作では記憶を失くした主人公に、がむしゃらに夢を追う姿勢を全うしてもらいました。記憶を失くすほどにというのは少し大げさですが、誰になんと言われようとバカになって、しかし心は熱く夢を求めれば、諦めずに突っ走れるんじゃないでしょうか。

若狭大基(『二度目は病』脚本家)

話をもらった時、「男女6人の群像劇」としか内容が決まっていなかった。
製作者で主演の飯島君、監督の北山君と話し合い「30歳の青春」を描くことになった。しかし、いまどき30歳で青春している人も珍しくない。
飯島君も北山君も青春真っ只中といった様子だった。持ち帰り、改めて考えていると、皆が称えるほど青春って素晴らしいものではないのでは、と疑問が浮かんだ。自身の青春時代を振り返ってみても、美しい記憶なんてほんの一部で、
ほとんどが恥ずかしく、逃げ出したくなるような思い出ばかりだった。
まるで狂った猪だった。そこで、「30歳になっても青春を謳歌している人たち」を描くのではなく、「すでに大人になった人たち」の中に青春という獣を放つことで「30歳の青春」を描くことにした。撮影に入ってしばらくして、飯島君、北山君からの連絡が途絶えた。映画が完成したのかも不明なまま数ヶ月が過ぎ、
なんだかなーと思っていると、共通の知人からワケを聞いた。撮影後間もなく、監督の北山君がトンだそうだ。笑った。青春ってやっぱりそうだよな。

飯島英幸(『二度目は病』出演)

いつかやりたいなと描いてた夢がいくつかあります。気付けば30歳を迎えました。
何も後悔することがなければ、人生は空虚なものだ。やらずに後悔するなら、やって後悔をしよう。悩んでもがいて、後悔してもいいと思える道を探しましょう。選んだ先が病だとしても・・・一から参加した作品。たくさんの方々に見てもらいたい。

川岸銀次(『二度目は病』出演)

誰もが抱く夢。
現実を知り、迷い諦めてしまった人も、もう一度あの頃の気持ちを少しでも思い出して頂けたら幸いです。いくつになってもその気持ちを忘れないだってそれこそが夢なのだから。