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ニヒリスト・スパズム・バンド来日記念:ドキュメンタリー映画『What About Me: The Rise of the Nihilist Spasm Band』上映会(トーク出演:JOJO広重、T.Mikawa)

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カナダの伝説的“非”音楽家集団「ニヒリスト・スパズム・バンド」。結成50周年を迎えたばかりの彼らが今年3月に奇跡の来日を果たす。UPLINKでは2003年に7回だけ上映された彼らのドキュメンタリー映画を上映。上映後にはJOJO広重とT.Mikawaのトークあり。



 カナダ・オンタリオ州のロンドンにあるギャラリーに毎週月曜の夜に集まり、ユニークな自作・改造楽器を用いた即興演奏を50年にも渡り継続してきたニヒリスト・スパズム・バンド(The Nihilist Spasm Band)。彼らが実に約20年ぶりに来日を果たします。メンバーたちが高齢であるため、今回の来日公演は日本で彼らのライブを観る最後のチャンスとなるでしょう。これを記念して、UPLINKではニヒリスト・スパズム・バンドのドキュメンタリー映画を上映。上映終了後には、彼らと親交の深いJOJO広重、T.Mikawaのトークあり。

 本作の監督はノイズ・ミュージシャンとしての活動でも知られるゼブ・アッシャー。東京では2013年にUPLINKで7回上映されたのみ。作品を個人で管理していた監督が2013年に急逝したために、当時上映された日本語字幕版は現存しておらず、今回の上映会のために、北米でリリースされたVHSをマスターとして新たに日本語字幕バージョンを制作することとなりました。ハイビジョンなど高解像度の動画に慣れきった私たちの目にはかなり荒々しく映る画質となりますが、貴重な上映会になるかと思います。ぜひ足をお運びください。

上映作品
『What About Me: The Rise of the Nihilist Spasm Band』
(2000年/103分/カナダ/英語/日本語字幕)

監督:ゼブ・アッシャー


トーク出演
JOJO広重(アルケミーレコード/非常階段)
T.Mikawa(INCAPACITANTS/非常階段)


ニヒリスト・スパズム・バンドの近影。日本のガールズパンクバンドの先駆けであった「赤痢」のドラマー大西あやがメンバーとして参加している。