イベント EVENT

ニュー・ラクゴ・パラダイス 第2回「ニューお題噺」瀧川鯉八、立川吉笑、末井昭、ペーソス

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ようこそ、新しき落語の楽園へ。

落語の「新たな可能性」を果敢に追及する落語会が始まります。ファーストシーズンは2月、4月、6月の全3回。出演に落語会のニューウェーブとして最注目のふたり、瀧川鯉八と立川吉笑。若き鬼才ふたりが様々なお題に挑戦する企画です。

2014講談社エッセイ賞受賞のベストセラー「自殺」で落語を創作!

2回目のテーマは「ニューお題噺」。ゲストにまつわるお題で創作落語を披露する企画。今回は2014年講談社エッセイ賞を受賞したベストセラー『自殺』(朝日出版社)。母親のダイナマイト心中という著者の衝撃的な半生と自殺者への想いをやさしいタッチで綴り多くの読者から感動を呼んだ本作がいったいどんな落語になるのでしょうか。
イベントは落語のほかに著者の末井昭とのトークショー、さらには末井が参加する笑って泣ける歌謡バンド「ペーソス」のスペシャルミニライブも開催します。

ニューラクゴパラダイス第二回「ニューお題噺」
出演:瀧川鯉八、立川吉笑、末井昭、ペーソス



瀧川鯉八
1981生まれ。鹿児島県出身
2006年8月 瀧川鯉昇に入門
2010年8月 二ツ目に昇進


立川吉笑
1984年生まれ。京都市出身
2010年11月 立川談笑に入門
2012年04月 二ツ目に昇進


末井 昭(すえい・あきら)
1948年、岡山県生まれ。工員、キャバレーの看板描き、イラストレーターなどを経て、セルフ出版(現・白夜書房)の設立に参加。
『ウィークエンドスーパー』、『写真時代』、『パチンコ必勝ガイド』などの雑誌を創刊。2012年に白夜書房を退社、現在はフリーで編集、執筆活動を行う。
主な著書に『素敵なダイナマイトスキャンダル』(北栄社/角川文庫/ちくま文庫/2013年に復刊ドットコムから刊行)、『絶対毎日スエイ日記』(アートン)、『純粋力』(ビジネス社)、『天才アラーキーの良き時代』(編集、荒木経惟氏著、バジリコ)、『パチンコからはじまる
○×△な話』(山崎一夫氏、西原理恵子氏との共著、主婦の友社)がある。
平成歌謡バンド・ペーソスのテナー・サックスを担当。


『自殺』
母親のダイナマイト心中から約60年――衝撃の半生と自殺者への想い、「悼む」ということ。伝説の編集者がひょうひょうと丸裸で綴る。笑って脱力して、きっと死ぬのがバカらしくなります。

朝日出版社 1,728円(税込)



ペーソス
<哀愁おやぢの平成歌謡ペーソスのメンバープロフィール>
●島本慶(しまもと けい)歌・ハーモニカ担当
1952年生まれの所謂「しらけ世代」齢50を過ぎて突然、頭の中に歌があふれ出し、歌手になることを決意。2003年10月に、ペーソスとしてCDデビューを果たした。風俗ライター「舐達磨親方」名義で好事家の支持を集め、今も新聞や雑誌に記事を書く仕事を続けているが、いつかは道行く人に歌手として握手を求められるようになりたいと願う、元祖・哀愁おやぢ。


●米内山尚人(よないやま なおと)ギター担当
1981年生の所謂「草食系男子」。専門学校卒業後、さまざまな演劇音楽や映像音楽を手がけてきた。夜の酒場で偶然隣り合わせたオヤジ(島本)に、つい『ギターが弾ける』と言ってしまったところ、一緒にやってくれと泣いて頼まれ、断れなくなり、2011年9月より、ペーソス二代目のギタリストとなる。修行僧のようなひたむきさと静謐さを持つ、入門したての若おやぢ。


●スマイリー井原(すまいりー いはら) 専属司会
1965年生の所謂「新人類」。勤め先の上司に「会社を辞めてくれ」と真顔で言われる落ちこぼれサラリーマンだったが、唯一の取り柄の話術を買われて、2004年2月からペーソス専属司会者となる。冷静なツッコミ役を務めるが、実は人見知りで引きこもりの、オタクおやぢ。


●末井昭(すえい あきら)テナー・サックス
1948年生の所謂「団塊の世代」80年代サブカルチャーをリードした『写真時代』や、初のパチンコ攻略誌『パチンコ必勝ガイド』などを世に送り出した名編集者。島本慶とは、編集者とライターとの関係から、友だち、兄弟のようになって、30年以上の付き合い。2012年10月、自らの手で大きく育て上げた白夜書房を退社。60代半ばにして、「好きなサックス一本で生きていく、ペーソスに全てを捧げる」という無謀な決断をした、痛快バカおやぢ。

主催:UPLINK/企画・制作:石井雅之(UPLINK)協力:齋藤 慧(のんき夜行)
協賛:フジヤエービック/企画協力:朝日出版社、IVC
イラストbyぬQ