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ダンス・パフォーマンス「汐里、クラクラする。」(出演:多田汐里、伊東篤宏、一楽儀光)

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ベルリン在住のダンサー多田汐里が、映像音響作家の赤川純一と作り上げたダンス作品『Figure』を引っさげて凱旋帰国する。その公演(2/7@YOKOHAMA DANCE COLLECTION)の直前に、UPLINKでは美術家の伊東篤宏、「ドラびでお」こと一楽儀光とともに一夜限りのパフォーマンス作品の上演に挑みます。音、光、映像が満ちあふれる空間の中を跋扈するしなやかでつよいカラダ!

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多田汐里(ただ・しおり)


日本女子体育大学舞踊学専攻卒業。

2007年-2011年〈大橋可也&ダンサーズ〉カンパニーメンバーとして国内外の活動に携わり、同カンパニーの振付助手も務める。

2007年-2009年〈Dance Company Baby-Q〉の活動への参加。

在学中より創作活動を行い、2010年1月、サウンドインスタレーションアーティスト ゾルゲルプロと「DISCHARGE」を制作、STスポット横浜にて単独公演を行った。また、伊東篤宏などの音楽家とのセッションを多数行っている。

2012年渡独。ベルリンを拠点にダンサーとして活動する傍ら、自身の作品制作を行う。Kiani del Valle’s projectや、TANZMOTO DANCE COMPANYでダンサーを務め、 2012年より、映像音響作家の赤川純一とのユニットで 「身体」、「映像」、「音響」3要素を基調とした作品制作を行っている。同ユニット作品「Figure」で、横浜ダンスコレクションEX2014コンペティションⅠに出場。「Figure」は2012年9月Theaterhaus Berlinの初演後、ACUD theater、HAU1において公演を重ねる。

http://shioritada.com/


伊東篤宏(いとう・あつひろ)

1965年生まれ。美術家、OPTRONプレーヤー。1998年に蛍光灯の放電ノイズを拾って出力する「音具」、OPTRONを制作、命名。展覧会会場などでライヴを開始する。2000年以降、国内外の展覧会(個展、グループ展等)、音楽フェスティバルなどからの招集を受け、世界各国で展示とライヴ・パフォーマンスをおこなっている。当初、遠隔操作で独立したオブジェクト・スタイルだったOPTRONも数々の改良を重ね、2005年より現在の手持ちの形態となり、所謂サウンドアート的展開からロック~ジャズ・バンド、ダンスミュージック的アプローチまで、音の大小や空間の規模を問わないそのパフォーマンスで、様々なタイプのサウンド・パフォーマー達やダンサーとの共演、コラボレーションも多数おこなっている。2011年、BLACK SMOKER RECORDSよりアルバム『Midnight Pharmacist』をリリース。2013年6月、HEADZよりOptrumのセカンドアルバム『recorded 2』をリリース。

http://gotobai.net/


一楽儀光 a.k.a. ドラびでお(いちらく・よしみつ)

1959年生まれ。音楽家、DORAnomeプレーヤー。ドラムセットを巨大なビデオデッキとして使用し映像をコントロールするワンマンユニット「ドラびでお」として、世界中のロックフェス、ジャズフェス、メディアアートフェス、映画祭、芸術祭でパフォーマンスを行い、好評を博したが、2012年にドラマーを引退。近年は音と映像を同時にコントロール出来る新世代の楽器「DORAnome」をtkrworksと共同開発し、これを用いた演奏をメインに活動を展開している。知的でストイックな作品が主流のメディアアートシーンの中、彼の作品は粗野で下品そしてくどいぐらいのエンターテイメントである。2005年にはARS Electronica(オーストリア)にてその年最も優れたDigital Musicsに贈られるHonorary Mention賞を受賞。2007年6月世界芸術界の最高峰ベネチアビエンナーレに招待され2008年8月にはスペイン「サラゴサ万国博覧会」に日本代表として招待。2009年には人気テレビ番組「SMAP×SMAP」にも出演した。

http://doravideo.net/