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MARKプレゼンツ「GO TO HEAVEN」~見出されたオブジェクション!~「The Magician」「花物語バビロン」上映。MARKの音楽ライブ!

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MARKプレゼンツ「GO TO HEAVEN」~見出されたオブジェクション!~

          
私の本気、皆の本気

 天国とは、天国という言葉の意味はとても抽象的だと思います。
通常言葉は、そのものの実態や様子を表しています。「手」は「手」を「鳥」は「鳥」を、「異臭」は「異臭」を。しかし、天国という言葉は違います。ボワーとした概念だけでしかないです。変です。しかし、ボワーとしているが、みなさん最高の幸福の様子みたいな概念を思い浮かべます。それがいいと思いました。地獄とは逆です。

 オブジェクション!「反論」は、日常生活はでなかなかしたくても出来なかったりするので、この日にお越し下すったみなさんが、反論的なことを感じたり思ったり発言してくれれば幸いと思いました。天国に行けて尚且つ、自分の中から沸き立つオブジェクションを見出して頂けたらと思い、このようなイベント名にしました。どんなことをしていても、満たされないあなた、騙されたと思って、絶対来てみてください!!

上映作品説明

「THE Magician」

 時空や常識を超越している現象。マジシャンのように器用な人がいつも正解を唱えるわけではない。臆病、マンネリ、生と生・友情・または友情を引き裂く悪魔をみつめた、寓話。

2011年 DV 15分
監督・脚本 MARK 撮影・三村和弘 編集・田中羊一 音楽・MARK
キャスト・MARK 遠藤有機 笹木珠美 中尾勘二

MARK(マーク)

本名:加藤麻季。2001年ころから、ひとりで多重録音で音源制作を開始。今までに8枚の音源を発表。ライブは、月1回くらいで行っている。メロディがよい普遍的で美しいPOPSを本気でつくっている。音源制作をはじめた頃から、ジャケット等、必要にかられて絵も描きはじめる。2012年は、絵と文章が融合したCD付雑誌「自分史Ⅰ」を発表(嶺川貴子さん、小笠原鳥類さん、飴屋法水さんも参加)。2012年11月~12月に、UPLINKで行われた、絵の展覧会「私と黒鳥」展と、ライブ企画「鏡の中の落とし穴」は、大変好評を博す。地べたを這いずり回っているけれど、品のある表現活動を一生続けていくつもり。今回は、2011年、自身が、監督・主演・脚本・音楽担当を務めた映画「THE Magician」を上映します。人のことはみんな雑魚だと思っています。web→「マー日誌」か「mark 私と鳩」で検索願います。

「花物語バビロン」

 90年代セカンドサマーオブラブのうねりの中で、日本中からバックパッカーが世界に向けて旅立った。あるものはインドへ、あるものはチベットへ、若手お笑い芸人が世界を旅するテレビ番組が好評を博していた。その中で1人の若者がタイ北部チェンマイへと旅立っていった。この時期旅立った多くの若者たちは「自分探し」と称した自分たちの旅行が、いったい何の上に成り立っているのかを考えはしなかった。しかし、歴史はそれを許さない。1人の若者は、バンコクの安宿である夢を見る。一面のケシの花畑の中で声が聞こえてくる。「わたしたちを救ってください」その声にひかれ、若者は20世紀の歴史の闇に葬り去られようとしている東南アジアの少数民族、モン族の村へと向かうのであった。

1997年 8mm→DV 45分
監督・脚本 相澤虎之助 撮影 相澤虎之助/行友太郎 編集 池原由起子
キャスト 柳田裕記 安田豊久 行友太郎ほか

相澤虎之助 

1974年生まれ。高校時代にM・スコセッシ監督「ミーンストリート」を観て感動する。早稲田大学シネマ研究会を経て空族に参加。監督作品に「花物語バビロン」(97年)「かたびら街」(03年)がある。共同脚本は「国道20号線」(06)、「サウダーヂ」(11年)(監督・富田克也)2012年に花物語バビロンの続編である「バビロン2」を完成。