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JAZZ×アニメ=ジャズメルカ !!!!!!!!!!! vol.1

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プロのミュージシャンが語るまったく新しいアニメ語り!
ぼくたちにはアニメもジャズも必要なんだっ!

人気リトルプレス『アニメルカ』と菊地成孔に「変な音を出させたら日本一」と言わせしめたJAZZミュージシャンでSFやアニメにも造詣が深い吉田隆一が強力タッグ!!!

記念すべき第一回目は少女マンガでジャズを表現し、アニメ化もされた『坂道のアポロン』、菊地成孔が音楽を手がけたことで話題となった『LUPIN the Third -峰不二子という女-』を中心にアニメの中で音楽はどう表現されたのか? JAZZの知識と情報はどこまで正確にフィクションの中に落とし込められているのか? また、そのクオリティとリアリティは? 出演ミュージシャンによる実演も交え、音楽とアニメをリンクさせ、今までにない視点、楽しみ方を提示する。

パネラーにはジャズに関する著書も多数ある音楽家で批評家・大谷能生、アニメ『坂道のアポロン』で淳兄のトランペットを担当したジャズ演奏家・類家心平、アニメルカ特別号に『坂道のアポロン』論を寄せたジャズ演奏家・吉田隆一、アニメ好きで音楽活動も行う前衛家・吉田アミ、ご存知『アニメルカ』の編集長・高瀬司とバラエティに富んだメンバーが集結!

アニメ好きからジャズファンはもちろん、アニメからジャズに目覚めたジャズ初心者、ジャズからアニメにハマッた人たちみなさんにおすすめのイベントです!


吉田隆一

吉田隆一(ジャズ演奏家)

バリトンサックス奏者 / マルチリード奏者 / SF + フリージャズバンド”blacksheep”主宰 / 謎コミュニティ”(自)Hi-Doiレコード”社長 / 「変な音を出させたら日本一」(by 菊地成孔) / 「まどマギカフェに単身突入して、マミさんケーキを頼めるサックス奏者」 / マミマミスト/キュー出しスト/
吉田隆一公式サイト

大谷能生

大谷能生(批評家、音楽家)

1972年生まれ。批評家、音楽家。96年~02年まで音楽批評誌「Espresso」を編集・執筆。様々な雑誌、webへの執筆・寄稿を行い日本のインディペンデントな音楽シーンに深く関わる。2004年9月、菊地成孔との共著『憂鬱と官能を教えた学校 【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史』(河出書房新社刊)を上梓。2004、2005年と同氏と共に東京大学教養学部にて講義 を担当。『東京大学のアルバート・アイラー 歴史編』『同 キー ワード編』(菊地成孔・大谷能生/メディア総合研究所)として書籍化される。他に、『日本の電子音楽』(川崎弘二著 大谷能生協力/愛育社)、『200CDジャズ入門200音楽書シリーズ』(200CDジャズ入門編纂委員会編/学習研究社刊)等。2007年9月に月曜 社から初の単独批評単行本『貧しい音楽』刊行予定。音楽家としては、sim、masなど多くのグループに参加。2006年12月にはソロ・アルバム『「河 岸忘日抄」より』(原作:堀江敏幸)をHEADZからリリース。その他さまざまなセッションで演奏を行っている。2007年には待望の第一批評集『貧しい音楽』(月曜社)を上梓。2008年には 菊地成孔と共著で待望の『M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究』(エスクアイア マガジン ジャパン)を発表。また、2008年には 第二批評集『散文世界の散漫な散策 二〇世紀の批評を読む』(メディア総合研究所)も発表された。
大谷能生の朝顔観察日記

類家心平

類家心平

1976年生。10歳からトランペットをはじめる。2004年にSONYJAZZから、6人組ジャムバンドグループ「urb」のメンバーとしてメジャーデビュー。現在は自身のバンド「Shinpei Ruike 4 piece band」と、ユニット「Landscape Jazz Orchestra」を主催、その他「LUNA SEA」のギタリストSUGIZOが率いるユニット、「菊地成孔ダブセクテット」や「DCPRG」に参加している。アニメ『坂道のアポロン』では、淳兄のトランペット演奏を担当した。
類家心平公式サイト



吉田アミ

吉田アミ(音楽家・文筆家・前衛家)

90年代より音楽活動をはじめる。可聴域すれすれの金切り声、うめき声、舌打ちなど口内で発生する、声ならぬ声による自称「ハウリングヴォイス」によるパフォーマンスで知られる。ソロ以外にも、シンセサイザー、サンプラー、その他の楽器との共演を行い、2003年には、『astro twin+cosmos』でアルスエレクトロニカ・デジタル・ミュージック部門ゴールデンニカを受賞。
今回の出演者の大谷能生とは朗読DUOを結成、吉田隆一とは「魔法少女まどかマギカ」をJAZZアレンジしたMAD MAGI JAZZや吉田姓のミュージシャンで結成した吉田兄妹で活躍中。また文筆家として、論考や小説を発表する他、マンガの復刻や編集にも携わる。主に90年代のオルタナティブマンガを研究中で、『マンガルカ』『アニメルカ』はもちろん、9月に発売されたムック本『偏愛!!!カルトコミック』(洋泉社)にも寄稿している。その他の著書に『サマースプリング』(太田出版)、『雪ちゃんの言うことは絶対。』(講談社)など。荻窪ベルベットサンで中村賢治とともにマンガについて語るイベント「マン語り」も不定期に開催中!
吉田アミブログ
Web DICE-吉田アミの”マンガ漂流者(ドリフター)”


高瀬司

高瀬司(編集者)

アニメルカ製作委員会代表。アニメ批評誌『アニメルカ』編集長。ほかマンガ批評誌『マンガルカ』、思想誌『エロ年代の想像力』(『ゼロ年代の想像力』著者・宇野常寛による帯文つき)、アニメの背景・移動を分析した『背景から考える』、『反=アニメ批評』シリーズなどの編集・執筆を務める。新刊である『反=アニメ批評 2012summer』では特集として「アニメと音」を扱い、アニメにおける音声・BGM・SEといった音響演出の分析のほか、吉田隆一によるジャズミュージシャンの視点から観たアニメ『坂道のアポロン』論も掲載している。
反=アニメ批評